不倫中の私が親戚の結婚式に出席して感じたこと

30代女性
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31歳独身。フリーランスのライター。2年前からマッチングアプリで出会った既婚男性と不倫中。

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こんにちは。31歳独身女性の京子です。10歳年上の既婚男性に夢中の私ですが、時には不倫の恋に胸を痛めているのも事実です。そこで今回は1年前「親戚の結婚式に参加した話」のエピソードを紹介させていただきますね。

親戚の結婚式に参加

私の親戚Mは、2歳年上の美人で、性格も優れた女性です。年齢が近いこともあり、幼少期から私はMのことを実の姉のように慕っていました。内面も外見も素晴らしいMのことを、同じ女性として非常に尊敬していたのです。

彼女は他県に住んでいるので、会えるのは年に1回程ですが、連絡はこまめに取り合っています。そのMが昨年、交際していた彼氏と結婚することになり、私と両親も結婚式に招待されました。大好きなMの結婚はとても嬉しいニュースでしたが、同時に複雑な感情を抱いていたのも事実です。

独身の私にとって、知人や親族の結婚報告は「先を越されてしまった」といった感情を、少なからずもたらすのでしょうね。もちろん、不倫している私に結婚なんて、あり得るハズもないのですが……。

ウエディングドレス姿を羨ましいと感じる

そして迎えた結婚式当日。式は高級ホテルで行われ、その豪華絢爛ぶりに、思わず圧倒されました。そんな会場の華となるに相応しく、Mは純白のウエディングドレスに身を包み、幸せいっぱいの笑顔で入場しました。その姿を見た時、私は胸がチクリと痛むのを感じました。

普段は「結ばれなくても、彼が好き」と言っていましたが、深層心理は幸せな花嫁に憧れていると思い知らされたのです。実際に保育園の頃、私は将来の夢に「お嫁さん」と書いていましたからね。だけど今のままでは、私には絶対にこんなに幸せな未来は訪れない。そんな現実を突きつけられつつ、私はMの結婚式に笑顔で参加していました。

本当は泣きたくなるような情けない思いを味わっていましたが、おめでたい席で涙を見せるなんて、許されないと自分自身に言い聞かせていたのです。

略奪愛は祝福されない

無事に結婚式が終わると、両親が「とても良いお式だった」と言って、結婚式の余韻に浸っていました。私自身、彼と不倫関係を結んでから、結婚式に参列するのは初めてだったのですが、改めて結婚式っておめでたくて良いなぁと実感していました。

ですが仮に、彼が離婚して再婚の未来が訪れたとしても、略奪愛だけあって、大々的に式を行うことは難しいでしょう。彼も今の奥さんとすでに結婚式をしていますから、やるとしても小規模か、フォトウエディングが関の山でしょう。

Mの結婚式には多くの人が集まり、口々に祝福してくれていましたが、私にはそんな素敵なお式はできないのだと、改めて痛感させられます。幸せムードいっぱいのお式を目の当たりにした直後だったこともあり、気持ちが久々にズーンと沈んでしまったのでした。

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