不倫を許す心理とは・40代女性のケース

こんにちは。独身女性の京子です。先日31歳の誕生日を迎えた私は、10歳年上の既婚男性と交際しています。彼と付き合い始めて2年経ちますが、その中で考え方も変わりました。そこで今回は、私が婚外恋愛をする中で考え方が変化した「不倫を許す心理」について述べてまいります！

SNSで不倫仲間と情報交換

これは今から1年前の話です。現在もですが不倫について、プライベートで話している相手は数人のため、私はSNSで同じ境遇の仲間はいないものかと探してみることにしました。そこで「不倫肯定派」の集まる掲示板を見つけた私は、そこに書かれた投稿に片っ端から目を通していきます。

不倫は世間的にはマイナスイメージですが、その中でも肯定派の意見を聞いてみたいと思ったのです。その中で私は、40代のAさんという女性が書いた興味深い投稿を見つけました。Aさん曰く、夫は絶賛不倫中だけど、むしろ自分はそれで助かっていると言うのです。

「一体どういうことだろう？」気になった私は思い切って、Aさんとコンタクトを取ってみることにしました。

夫と性的交渉を持ちたくないAさん

自分は既婚男性と不倫中であると自己紹介した上で、Aさんに興味がありますとメッセージを送ると、彼女からこのような返信が来ました。
Aさんは旦那さんと結婚10年目で、今も仲良しだとのことです。でも子どもを産んでからは、旦那さんを男性として見ることができなくなり、どうしても性的交渉を持てなくなってしまったのでした。

最初のうちは、Aさんに拒まれて落ち込んだり、怒ったりする旦那さんでしたが、ある日を境にとても優しくなったそうです。
「これでよかった」とAさんが胸を撫でおろしていた際、旦那さんのLINE誤爆で不倫していると悟ったそうです。

でもAさんは敢えて、気が付かないフリをしたといいます。なぜならAさん自身、旦那さんとイヤイヤ関係を持つくらいならば、外で不倫相手と発散してもらった方が百倍マシと感じていたからです。

愛しているから不倫も許す

旦那さんが不倫していると知っても、Aさんは旦那さんを愛していると語っていました。
「私も旦那の欲求に応えられないことに、罪悪感を抱いているのよ。だからこそ、旦那の不倫も許すし、むしろどんどんやって！って感じ」だそうです。

私の彼も、奥さんに拒まれてると伝えたらAさんは肯定的に受け止めてくれました。
「むしろ彼の奥さんは、京子ちゃんに感謝しなきゃいけないわ。奥さんに冷たくされても、家庭で良きパパとして振舞えるのは、京子ちゃんが精神的な支えになっているからなんだもの」だそうです。
こんな風に言ってもらえて、私自身とても救われました。

お互いに価値観が合うこともあり、連絡先交換をした私とAさんは、何度かランチやお茶もしています。

「不倫はダメ！」と頭ごなしに決めつけるのではなく、広い視野を持つことで、生きやすい世の中になるのではないかと今は思っています。